ふたつの講演 : 戦後思想の射程について

書誌事項

ふたつの講演 : 戦後思想の射程について

加藤典洋著

岩波書店, 2013.1

タイトル別名

ふたつの講演 : 戦後思想の射程について

タイトル読み

フタツ ノ コウエン : センゴ シソウ ノ シャテイ ニツイテ

内容説明・目次

内容説明

日本の戦後思想の核心とは、圧倒的な外来思想への、自己の戦争体験と近代日本の露わになった後進性を手がかりにした、ポストコロニアルな抵抗にある。非西洋世界が近代化にむけた苦闘にあるこのとき、日本の戦後思想は、どのような可能性をもつのか。「リスク近代」の果てにせり上がってきた、世界が抱え込む「有限性」という概念を手がかりに、21世紀世界の思想的課題と、未来構想の可能性を問う。

目次

  • 戦後思想—そのポストコロニアルな側面(戦後思想とは何か;なぜ戦後の先に「出る」必要があるのか;戦後を越える思想的基準)
  • はじめての『アメリカ哲学』
  • 戦後、リスク近代、有限性—三・一一以後をどう捉えるか(リスク近代から有限性へ;戦後から世界へ)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB11358652
  • ISBN
    • 9784000246781
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xl, 164p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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