カナダの教訓 : 超大国に屈しない外交

書誌事項

カナダの教訓 : 超大国に屈しない外交

孫崎享著

(PHP文庫, [ま49-1])

PHP研究所, 2013.1

タイトル別名

カナダの教訓超大国に屈しない外交

タイトル読み

カナダ ノ キョウクン : チョウタイコク ニ クッシナイ ガイコウ

注記

参考文献: p272-284

1992年5月にダイヤモンド社より刊行された『カナダの教訓』を改題・再編集したもの。本文中の組織名・役職名などは、1992年当時のものを使用。

内容説明・目次

内容説明

超大国アメリカの隣に位置し、強い圧力をかけられながらも、自主外交を貫いてきたカナダ。本書では、在カナダ大使館公使を務めたこともある元外務省国際情報局長が、要人への膨大なインタビューをもとに、カナダ自主外交の真髄を徹底的に探る。TPP、オスプレイ、尖閣問題…超大国からの圧力に苦しみ、混迷を極める日本外交に、貴重な示唆を与えてくれる1冊。

目次

  • プロローグ 「対米自主外交」先進国・カナダの教訓
  • 1章 カナダの首相「吊し上げ事件」
  • 2章 カナダのしたたかなアメリカ議会工作
  • 3章 自由貿易協定(FTA)成立の舞台裏
  • 4章 巨象アメリカの隣で生きていく難しさ
  • 5章 独自外交を追求したディフェンベーカー首相の悲劇
  • 6章 親米派国際通ピアソン首相の衝突
  • 7章 トルドー首相の外交政策見直しと独自路線
  • 8章 再びアメリカとの「特別な関係」を求めるマルルーニー首相
  • エピローグ 独自外交へのカナダのメッセージ
  • 文庫版特別付録 イラク戦争におけるカナダ不参戦過程(尾上洋介)

「BOOKデータベース」 より

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