近代という教養 : 文学が背負った課題
Author(s)
Bibliographic Information
近代という教養 : 文学が背負った課題
（筑摩選書, 0060）
筑摩書房, 2013.1
- Other Title
-
近代という教養 : 文学が背負った課題
- Title Transcription
-
キンダイ トイウ キョウヨウ : ブンガク ガ セオッタ カダイ
Available at / 172 libraries
-
Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
910.261||I74110047879
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Description and Table of Contents
Description
「近代」とはいったい何だったのか？ラディカルに近代化を果たさねばならなかった日本では、その文化的側面の多くを「文学」が背負うことになった。役割を担わされた文学は「新しさ」を表出するために進出し続けた。その進化論的パラダイムにとりつかれた時代との格闘が「教養」の源泉となり、現在まで私たちの底流で生き続けている。テクスト分析を駆使し、日本近・現代の文化的慣習の形成過程をくっきりとあぶり出す斬新な論考。
Table of Contents
- 第１章 文学史と観察者
- 第２章 進化論の時代
- 第３章 なぜ主人公が必要なのか
- 第４章 物語と主人公の力学
- 第５章 固有名という装置
- 第６章 写真が与えた衝撃
- 第７章 表情を読む感性
- 第８章 苦悩を書く文体の誕生
by "BOOK database"