薩摩塔の時空 : 異形の石塔をさぐる
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書誌事項
薩摩塔の時空 : 異形の石塔をさぐる
(花乱社選書, 4)
花乱社, 2012.12
- タイトル読み
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サツマトウ ノ ジクウ : イギョウ ノ セキトウ オ サグル
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注記
薩摩塔関連年表: p152-163
薩摩塔関連主要文献: p165-166
主要参考文献: p167-170
内容説明・目次
内容説明
どこで造られ、誰が、何のために、そこに安置したのか—。鹿児島坊津にて初めて文化財の世界に登場、以来半世紀、九州西側(福岡・佐賀・長崎・鹿児島)にのみ分布し異風を放ってきた石塔の謎に、仏教美術史研究者が挑む。比較考証のうえ基準となる作を突き止め、その故郷・中国への探索行の果てに、中世九州における大陸との交渉の実像、そして東アジアの信仰と造形の歴史が浮かび上がる。
目次
- 1 はじめに—異形の石塔
- 2 塔の出現と研究の歩み
- 3 薩摩塔の輪郭
- 4 制作地と制作時期
- 5 基準作の発見
- 6 薩摩塔の周辺
- 7 故郷を訪ねて
- 8 結びにかえて—薩摩塔の背景
「BOOKデータベース」 より