明治期露西亜文学翻訳論攷

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明治期露西亜文学翻訳論攷

加藤百合著

東洋書店, 2012.12

タイトル読み

メイジキ ロシア ブンガク ホンヤク ロンコウ

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注記

学位論文 (東京大学, 2010年度) を修正・改稿したもの

文献: p374-405

内容説明・目次

内容説明

明治時代、作家達は自らの文学を手にするべくロシア文学の森に踏みこんだ。文学にも翻訳にもあるべき型は無く、みなそれぞれの道を切り開いていった。作家達はロシア文学の翻訳を通じて何を得たのか?—この問いの答は「翻訳」という体験のもつ意味を鮮やかに提示する。

目次

  • 第1章 高須治助—黎明期の翻訳
  • 第2章 二葉亭四迷—ツルゲーネフの音調を写す
  • 第3章 森鴎外—創作のための翻訳
  • 第4章 内田魯庵—協同訳『罪と罰』
  • 第5章 尾崎紅葉—翻訳に果たした役割
  • 第6章 昇曙夢—風土・文学・言語
  • 第7章 誰が翻訳したか—翻訳による原作の再創造

「BOOKデータベース」 より

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