植民地朝鮮と宗教 : 帝国史・国家神道・固有信仰
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書誌事項
植民地朝鮮と宗教 : 帝国史・国家神道・固有信仰
(日文研叢書 = Nichibunken Japanese studies series)
三元社, 2013.1
- タイトル別名
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植民地朝鮮と宗教 : 帝国史国家神道固有信仰
- タイトル読み
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ショクミンチ チョウセン ト シュウキョウ : テイコクシ コッカ シントウ コユウ シンコウ
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内容説明・目次
内容説明
帝国史における宗教と近代。天皇制国家のもと、植民地と宗主国を往還する宗教諸政策。西洋的な宗教概念が日本経由で移入され、人々の日常生活が分節化されていく。キリスト教と仏教、国家神道とシャーマニズム。ポストコロニアル研究を東アジアの近代経験から捉え直した、日韓の研究者による共同研究の成果。
目次
- 「帝国史」として「宗教」を論ずる
- 第1部 宗教概念と帝国史(一九一〇年前後における「宗教」概念の行方—帝国史の観点から;日本帝国時代における宗教概念の編成—宗教概念の制度化と内面化)
- 第2部 日常生活における宗教布教(一九一〇年代、崔重珍の自由教会とその周辺—「蓄妾」と「祭祀」問題をめぐって;植民地朝鮮における日本仏教の社会事業—「植民地公共性」を手がかりとして)
- 第3部 国家神道と類似宗教論(宗教概念と国家神道論—“帝国=植民地”を射程に入れて;朝鮮総督府の神社政策と「類似宗教」—国家神道の論理を中心に)
- 第4部 国家神道と固有宗教論(植民地朝鮮における宗教概念をめぐる言説編成—国家神道と固有信仰のあいだ;「方法」としての崔南善—普遍性を定礎する植民地)
- 第5部 朝鮮民俗学と固有信仰(日本人の「朝鮮民俗学」と植民主義—民間信仰論を中心として;日本帝国時代における巫俗言説の形成と近代的再現)
- 「植民地近代」と宗教—宗教概念と公共性
「BOOKデータベース」 より