毛沢東が神棚から下りる日 : 中国民主化のゆくえ
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毛沢東が神棚から下りる日 : 中国民主化のゆくえ
平凡社, 2013.1
- タイトル読み
-
モウ タクトウ ガ カミダナ カラ オリル ヒ : チュウゴク ミンシュカ ノ ユクエ
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注記
関連年表: p361-364
主な参考文献: p365-367
内容説明・目次
内容説明
経済発展の陰で汚職・腐敗や貧富の格差、環境破壊、道徳の乱れなど難題が渦巻く中国。本書は、近年実際に起こった事件や暴動など、一党独裁が生み出す弊害を具体的に紹介しながら、毛沢東、〓(とう)小平の時代にさかのぼって歴史を検証、さらに、声を上げ始めた知識人や地方の中堅、若者の本音から民主化のゆくえを展望する。党指導部が一新し、世界の注目が一層高まる中国をいま、真に理解するために必読の一冊。
目次
- プロローグ 毛主席万歳
- 第1部 一党独裁のいま(騒乱事件—人民元で解決できるのか;階層固化—農民差別はなくならない;実事求是—九九パーセントの記事は焼き捨てたい;先定後審—私法独立を阻む多重の壁;道徳真空—私たちは狼の乳を飲んで大きくなった;民主之門—退化するアリたち)
- 第2部 政治体制—どうしてこうなったのか(個人崇拝—中国に毛沢東が現れた;党天下—文革再来の恐れも)
- 第3部 それでも民主化の芽が(独立候選—懲りないドン・キホーテたち;維権運動—人権を求めて;民間力量—苦難の道のり;公民教育—阿Q精神との訣別)
- エピローグ 「鳥の巣」への思い
「BOOKデータベース」 より