「貢献人」という人間像 : 東日本大震災の記録・藤沢周平の作品世界を顧みて

Bibliographic Information

「貢献人」という人間像 : 東日本大震災の記録・藤沢周平の作品世界を顧みて

幸津國生著

花伝社 , 共栄書房 (発売), 2012.12

Other Title

貢献人という人間像 : 東日本大震災の記録藤沢周平の作品世界を顧みて

An image of human beings as 'Homo contribuens' : with regard to documents of the Great East Japan Earthquake and the world of Fujisawa Shuhei's works

Title Transcription

コウケンニン ト イウ ニンゲンゾウ : ヒガシニホン ダイシンサイ ノ キロク フジサワ シュウヘイ ノ サクヒン セカイ オ カエリミテ

Available at  / 21 libraries

Note

標題紙に「An image of human beings as 'Homo contribuens' -with regard to documents of the Great East Japan Earthquake and the world of Fujisawa Shuhei's works」とあり

文献目録: p244-249

Description and Table of Contents

Description

歴史において変わらない人間の在り方とは何か。大震災の記録には多くの“貢献”する態度で働く“人間”が描かれている。藤沢周平の作品世界にも共鳴するこの“貢献人”という人間像から、われわれの“人間”としての「これから」への普遍的な基盤を探る。

Table of Contents

  • 1 本書の問い—「貢献人」という人間像をめぐって‐および「貢献」・「人間」の語義について(“貢献”する態度と“人間”であること;「貢献」・「人間」の語義について)
  • 2 本書の問いが立てられる背景—東日本大震災の記録を顧みて(「いま」の状況における態度の取り方への問いと答えについて考える)
  • 3 「貢献人」という人間像への問いに対する原理的な答え(「ホモ・コントリビューエンス」;「同胞の精神」をめぐるキリスト教的伝統;「愛」をめぐる儒教的伝統)
  • 4 藤沢周平の作品世界における「貢献人」という人間像(藤沢周平の作品世界における「にんげん」の捉え方と“貢献”する態度の描写)
  • 5 本書の問いへの答え—“貢献”する態度と“人間”として生きるということ(東日本大震災の記録・原理的な立場(「貢献心」・キリスト教的伝統・儒教的伝統)・藤沢周平の作品世界はわれわれに何を示唆するか)

by "BOOK database"

Details

Page Top