最短詩型表現史の構想 : 発句から俳句へ
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最短詩型表現史の構想 : 発句から俳句へ
岩波書店, 2013.1
- タイトル読み
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サイタン シケイ ヒョウゲンシ ノ コウソウ : ホック カラ ハイク エ
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注記
初出一覧: p381-382
内容説明・目次
内容説明
十七音というごく限られた字数のなかで、人びとは何を表現しようとしてきたのか。最短詩型における表現の追求という観点のもと、近世俳諧から近代俳句にいたるまでの歩みを幅広く考究し続けてきた著者の論考を集成する。芭蕉の俳論から近代俳句の理論までを視野に入れて構築される画期的な表現史の誕生。
目次
- 第1部 ことば・イメージ・表現—最短詩型の表現空間(最短詩型表現史の構想;芭蕉の表現意識;季語と切字)
- 第2部 ふるまい—最短詩型の行動空間としての会席文化(近世の会席文化—芭蕉の句会、蕪村の句会;床飾りと俳席用意;吟声というふるまい;俳席進行の呼吸;連衆の心得、そして饗応の場としての会席)
- 第3部 ことば遊び—もう一つの最短詩型としての地方雑俳(詠み捨てられた文芸—肥後狂句・能登輪島段駄羅・越後豆川柳;秋田山北の前句と西馬音内盆踊の地口)
「BOOKデータベース」 より