石頭 : 自己完結を拒否しつづけた禅者

書誌事項

石頭 : 自己完結を拒否しつづけた禅者

石井修道著

(唐代の禅僧, 3)

臨川書店, 2013.1

タイトル読み

セキトウ : ジコ カンケツ オ キョヒ シツズケタ ゼンシャ

大学図書館所蔵 件 / 68

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p249-254

内容説明・目次

内容説明

江戸時代より『参同契』を離れて石頭希遷の面目無しと言われてきた。その偏向した呪縛を解放して、本書は『祖堂集』によって石頭禅の核心に迫った新たな試論である。では、石頭禅の核心とは何か。石頭の「己霊をも重んぜず(自己向上)」の語に端的に表現されていると確信する。敢えて一言にまとめるならば、自己完結を拒否しつづけた禅者ということになろう。

目次

  • 第1章 石頭希遷の生涯(石頭の生まれた頃;六祖慧能と石頭のふるさと ほか)
  • 第2章 石頭の禅風(圭峰宗密の石頭禅観;露柱に聞いてみよ—不会仏法 ほか)
  • 第3章 石頭系の禅の確立(薬山惟儼;江西は雑貨鋪・石頭は真金鋪 ほか)
  • 第4章 『参同契』と『草庵歌』(『参同契』;『草庵歌』)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB1167322X
  • ISBN
    • 9784653039938
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    261p
  • 大きさ
    20cm
  • 付属資料
    付録 (4p ; 18cm)
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ