愛の永遠を信じたく候 : 啄木の妻節子

Bibliographic Information

愛の永遠を信じたく候 : 啄木の妻節子

澤地久枝著

(ノンフィクション・シリーズ"人間", 10)

七つ森書館, 2013.1

Other Title

石川節子 : 愛の永遠を信じたく候

Title Transcription

アイ ノ エイエン オ シンジタク ソウロウ : タクボク ノ ツマ セツコ

Note

「石川節子 : 愛の永遠を信じたく候」(文春文庫, 1991年刊)の改題

監修・解説: 佐高信

Description and Table of Contents

Description

啄木に愛され、啄木を愛し、そしてその文学者としての才能をだれよりも早くだれよりもつよく信じた人間として、節子はわき目もふらずに雪道を急ぐ。凛冽たる雪国の寒気が、節子の心の焔をさらに熱く燃えたたせ、恋の成就への確信をいっそうつよめずにはいない。啄木の妻としての人生は、この雪の風景からはじまった。

Table of Contents

  • 雪の跫音
  • 処女詩集『あこがれ』
  • つかの間の平安
  • 北海漂泊
  • “半独身者”
  • 女教師節子
  • 「喜之床」二階
  • 跳梁をはじめるもの
  • 義絶
  • 節子の節操
  • あいつぐ死
  • 遺された命

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