日本社会民主主義の形成 : 片山潜とその時代

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日本社会民主主義の形成 : 片山潜とその時代

大田英昭著

日本評論社, 2013.2

タイトル読み

ニホン シャカイ ミンシュ シュギ ノ ケイセイ : カタヤマ セン ト ソノ ジダイ

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注記

博士学位論文「明治日本における社会民主主義の形成 : 片山潜とその時代」(東京大学大学院総合文化研究科、2011年)に若干の加筆と修正を施したもの

資料文献目録: p613-638

関係年表: p639-643

内容説明・目次

内容説明

大正デモクラシー、戦後民主主義、さらには今日の市民・社会・労働運動へと連なる、明治期社会民主主義の理想。日本近代思想史の巨大な水脈が、いま掘りおこされる。

目次

  • 第1部 片山潜の思想形成(“文明”への開眼—美作の一農村における片山潜;勤王家からキリスト者へ—片山潜の「立身」と思想形成;片山潜における「社会改良」の論理の形成—社会問題・社会事業・社会福音・社会学)
  • 第2部 明治日本と社会問題(日本における「社会問題」論の形成—日清戦争以前における思想的諸潮流;「鉄工」の思想と明治国家—日清戦後における労働組合運動の黎明)
  • 第3部 片山潜と社会問題(労働運動の思想—片山潜における労働者の自治と国家;都市の思想—日清戦後東京の都市問題と片山潜;「進化」と「革命」—片山潜における社会主義思想の形成)
  • 第4部 社会主義・民主主義と明治国家(日清戦後における社会民主主義の形成—片山潜を中心に;日露戦後における社会民主主義の再編—明治国家観をめぐって;明治末期の酒井民主主義の行方—片山潜における「革命」と「改良」の隘賂;総括と展望)

「BOOKデータベース」 より

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