青葉耀く : 敬恩館風雲録
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青葉耀く : 敬恩館風雲録
幻冬舎, 2012.8
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アオバ カガヤク : ケイオンカン フウウンロク
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784344022270
内容説明
藩の運命を左右する領主の落し胤。その存在を察知した輩が、権力を求めて蠢き出す—。出雲国千歳藩の西の端に位置する鳥越村。その村にある郷蔵の差配役・大月慎兵衛と配下・矢島重三郎には、それぞれに愛息がいた。慎兵衛には、厚い胸板に太い腕、大柄で腕力が自慢の寅之助。重三郎には、小柄で痩身、病がちだが、利発な小太郎。二人はまるで兄弟のように育てられたが、そこには慎兵衛と重三郎の人知れぬ願いが隠されていた…。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784344022287
内容説明
大月慎兵衛が語った衝撃的出来事。落し胤ははたして誰なのか?誰が味方で、誰が敵なのか?小袖に袴、総髪の男姿が凛々しい藩校のマドンナ・夏巻京。呉服商の娘で、しゃれた振袖姿が愛くるしい鳴海屋鈴。亡き双葉姫から、まだ見ぬ弟君への想いを聞かされていた二人は、真の落胤を探し当てるべく一計を案じる。だが、行き着いた答えは意外なもの。双葉姫とは似ても似つかぬ風貌の男子であった。
「BOOKデータベース」 より