中国の市場秩序 : 17世紀から20世紀前半を中心に
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中国の市場秩序 : 17世紀から20世紀前半を中心に
(慶應義塾大学東アジア研究所叢書)
慶應義塾大学出版会, 2013.2
- タイトル読み
-
チュウゴク ノ シジョウ チツジョ : 17セイキ カラ 20セイキ ゼンハン オ チュウシン ニ
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内容説明・目次
内容説明
17世紀から20世紀前半の中国における経済秩序の特徴を、市場とそれを支える制度の視点から考察。自由かつ競争的でありながら、私的人間関係と深くからみあっていた伝統中国の市場秩序の個性をひもとく。日本、台湾、香港の8名の研究者による詳細な実証分析と理論研究により、経済学における理論的展開に貢献する。
目次
- 序論 中国の市場と市場秩序
- 第1章 宋代抵当法の推移と『農田敕』—要素市場における司法と慣習
- 第2章 明末清初の市場構造—モデルと実態
- 第3章 中国産アヘンの販売市場—1870年〜1906年
- 第4章 近代中国における市場秩序と情報の非対称性—19世紀末〜20世紀初頭
- 第5章 中国市場秩序における仲介の役割の再検討—1800〜1936年の上海製造業を事例として
- 第6章 ネットワークと制度の間で—1920年代〜1930年代の上海商業儲蓄銀行の支店網拡大
- 第7章 清末民初期の市場システム1870〜1919年—在華外国商人の役割を中心とした一考察
- 第8章 統制経済と市場秩序—戦時無錫地域の製糸業1938〜1943年
「BOOKデータベース」 より