村を癒す人達 : 1960年代フィリピン農村再建運動に学ぶ
著者
書誌事項
村を癒す人達 : 1960年代フィリピン農村再建運動に学ぶ
一灯舎 , オーム社 (発売), 2013.1
- タイトル別名
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Doctor to the barrios : experiences with the Philippine Rural Reconstruction Movement
村を癒す人達 : 1960年代フィリピン農村再建運動に学ぶ
- タイトル読み
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ムラ オ イヤス ヒト タチ : 1960ネンダイ フィリピン ノウソン サイケン ウンドウ ニ マナブ
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注記
原著 ([Quezon City, Philippines] : New Day, c1970) の翻訳
オーム社 (発売) の記述がないものもあり
引用・参考文献: p298
内容説明・目次
内容説明
本書は、著者が「フィリピン農村再建運動」(PRRM)を通じて経験したことをまとめたものである。単に著者の経験を述べるだけでなく、著者と共にPRRMに参加しているワーカー達の住民との交流や農村地域が持つ知恵、習慣などをユーモアを交えながら記述している。農村で生産性の向上や衛生教育、経済基盤の構築、識字教育などを行うにあたり、この運動では、地元の人とともに生活し、新しい知識を伝えるだけでなく、独自の文化を尊重しそこから学ぶことも重視している。著者は実際にそうすることによって様々な問題の原因をつきとめ解決方法を見出している。またこの運動のメンバーの多くは、いわゆるエリートと呼ばれる人達である。慣れない土地で試行錯誤をしながら地元との信頼を築き、科学的な知識を広めてゆく様子が描かれている。
目次
- フィリピン農村再建運動への序説
- 村の農民を知る
- ワーカー:科学の伝道師達
- 作物生産を増大させる
- 食物と利益のために家畜を育てる
- 協同組合:自立への一歩
- 農村家内工業
- 村のためによりよき健康を
- 衛生的排泄物処理
- 村の家族計画
- 大衆の教育
- 「稲の根」の自治
- モデル農家プロジェクト
- いくつかの最後の言葉
「BOOKデータベース」 より