おみやげと鉄道 : 名物で語る日本近代史
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おみやげと鉄道 : 名物で語る日本近代史
講談社, 2013.2
- タイトル読み
-
オミヤゲ ト テツドウ : メイブツ デ カタル ニホン キンダイシ
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内容説明・目次
内容説明
日本各地の駅を訪れると、饅頭や羊羹、弁当などの食品が、その土地の名物として売られている。私たちにとって当たり前のこの光景は、実は他の国ではほとんど見られない(ロンドンのターミナルで「ビッグベン当」のようなものは見あたらない)。この類い稀なる「おみやげ」という存在は、鉄道を筆頭とする「近代の装置」が、日本の歴史、文化と相互作用して生まれたものだった—。近代おみやげの誕生と発展のありさまを描き出す、本格的歴史研究。
目次
- 序章 おみやげの起源とおみやげ文化
- 第1章 鉄道と近代おみやげの登場
- 第2章 近代伊勢参宮と赤福
- 第3章 博覧会と名物
- 第4章 帝国日本の拡大と名物の展開
- 第5章 温泉観光とおみやげ
- 第6章 現代社会の変容とおみやげ
- 終章 近代の国民経験とおみやげ
「BOOKデータベース」 より