くろねこルーシー Chat Noir Lucy
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くろねこルーシー = Chat Noir Lucy
(竹書房文庫, な2-7,
竹書房, 2012.2
- 上
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- Other Title
-
Chat Noir Lucy
- Title Transcription
-
クロネコ ルーシー
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Note
監修: 川上亮
上巻の著者: 倉木佐斗志
下巻の著者: 十月サクヒ
Description and Table of Contents
- Volume
-
上 ISBN 9784812447628
Description
黒猫が鴨志田陽の前を横切った。「今ので753回目…黒猫が横切ると不吉な事が起こる。そんな迷信信じたくないが、こうも多いと気にならないほうがおかしい…」。リストラから心機一転、浄水器の訪問セールスを始めた陽だったが、全く売れずに、肩を落として歩いていると、目の前をまた違う黒猫が横切る。仕事もままならず、半同棲中の彼女から妊娠を告げられるも結婚に踏み切れない陽。そんな中、父の七回忌がやってきた。陽の父はかつて「黒猫占い師」として話題になり、家族よりも猫とばかり過ごしていた。陽は、父も黒猫も大嫌いだった。七回忌を済ませ、実家の父の書斎でうたたねしていると二匹の黒い子猫が現われた。その二匹は、かつて父が飼っていた黒猫のルーとシーに似ていた…。その二匹が、陽の人生に転機を与えることを、その時の陽はまだ知る由もなかった…。
- Volume
-
下 ISBN 9784812447635
Description
父とおなじようにはなりたくない—日本一黒猫に横切られる男・鴨志田陽は幼い時からそう思って生きてきた。占い師を職業としていた父はぐうたらで生活力のない男と幼い陽の目には写っていた。しかし、運命のいたずらは陽に占い師を目指す道を示す。なかなか仕事の決まらない陽は、占い学校に通う決意をする。占いの勉強をする中、様々な人と出会い、その中で少しづつ幼い時の父の記憶を思い出していく。迷信好きだった父は、ことあるごとに陽に教えていた。“クシャミをすると自分の噂を…”“雷が鳴ったらへそを…”“雛壇を片付けないと…”、教えられた迷信を思い出すと同時に、これまで思っていた父親とは別の姿が浮かんできた…。そして、占い師という職業の奥深さを知った陽は、父親と同様に黒猫占いを始めることにする…。
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