近代経済思想再考 : 経済学史点描

書誌事項

近代経済思想再考 : 経済学史点描

武田信照著

ロゴス, 2013.1

タイトル読み

キンダイ ケイザイ シソウ サイコウ : ケイザイガクシ テンビョウ

大学図書館所蔵 件 / 44

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

近代経済思想の諸相を描いて、現代を照射する諸視点を浮かび上がらせる。同感を根幹におき「フェア・プレイ」を強調するA.スミスは、市場原理主義者ではない。J.S.ミルは支配従属関係からの自立の思想や脱経済成長至上主義の思想を先駆的に展開している。

目次

  • 序章 経済学史講義回顧
  • 第1章 チュルゴー『富の形成と分配にかんする諸考察』の切れ味
  • 第2章 アダム・スミスの倫理学と経済学—『諸国民の富』はエゴまるだしの経済学の源流か
  • 第3章 穀物法論争再考—マルサス・リカード・現在
  • 第4章 株式会社観の転換—A.スミスからJ.S.ミルへ
  • 第5章 J.S.ミル『経済学原理』の社会改革論—アソシエーション論と停止状態論
  • 第6章 『ライン新聞』とマルクス—青年マルクスの思想的危機と転回
  • 付論 草稿「ヘーゲル国法論批判」のマルクス思想史上の意義—J.オマリーの研究について

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ