三浦つとむ意志論集 : 20世紀マルクス主義が欠落させたもの

書誌事項

三浦つとむ意志論集 : 20世紀マルクス主義が欠落させたもの

三浦つとむ著 ; 津田道夫編集・解題

績文堂出版, 2013.1

タイトル別名

三浦つとむ意志論集

タイトル読み

ミウラ ツトム イシロンシュウ : 20セイキ マルクス シュギ ガ ケツラク サセタ モノ

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内容説明・目次

内容説明

マルクス再審のために。三浦つとむが本書で一貫して問題にしているのは、マルクス、エンゲルスが構築した唯物史観の原理的な再建のカギは意志論にあるということだった。

目次

  • 第1部(ヘーゲルの法理論とマルクス主義—実践における意志の対象化の問題;観念的な自己疎外としての法—パシュカーニスはどこで破綻したのか?;第二インターナショナルの亡霊—俗流唯物論から修正主義へのマルクス主義の後退)
  • 第2部(唯物史観と意志論—観念的な原動力と、原動力の原動力をめぐって、あわせて、柴田高好氏へ;個人意志・階級意志・国家意志の区別と連関—丸山政治学の論理的性格;唯物史観と制度)
  • 第3部 付論(マルクス主義国家論に関する手紙;史的唯物論の定式をめぐって;続・国家論に関する手紙;上部構造とはなにか)
  • 解題 唯物史観の原理的再建のために—三浦つとむ意志論への批判的解題

「BOOKデータベース」 より

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