変革期の基層社会 : 総力戦と中国・日本

書誌事項

変革期の基層社会 : 総力戦と中国・日本

奥村哲編

創土社, 2013.2

タイトル別名

変革期の基層社会 : 総力戦と中国日本

タイトル読み

ヘンカクキ ノ キソウ シャカイ : ソウリョクセン ト チュウゴク・ニホン

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内容説明・目次

内容説明

日中戦争・国共内戦・東西冷戦は中国をどう変えていったか。農民・農村を中心とする「普通の民衆」(基層社会)に焦点をあてる。近現代の戦争=総力戦においては、庶民は総動員され、否応なく国民意識を注入されていった。その中国的特色とはなにか。東アジア、特に日本と比較して考察する。

目次

  • 第1章 アジア太平洋戦争下日本の都市と農村—総力戦体制との関わりで
  • 第2章 戦後中国における兵士と社会—四川省を素材に
  • 第3章 建国前の土地改革と民衆運動—山東省〓(きょ)南県の事例分析
  • 第4章 伝統の転換と再転換—新解放区の土地改革における農民の心性の構築と歴史論理
  • 第5章 1950年代初頭、福建省における農村変革と地域社会—国家権力の浸透過程と宗族の変容
  • 第6章 「土地改革の時代」と日本農地改革—総力戦の帰結のありかたと農業問題
  • 第7章 中国共産党根拠地の権力と毛沢東像—冀魯豫区を中心に
  • 第8章 抗米援朝運動の広がりと深化について

「BOOKデータベース」 より

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