思想としての「医学概論」 : いま「いのち」とどう向き合うか
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思想としての「医学概論」 : いま「いのち」とどう向き合うか
岩波書店, 2013.2
- タイトル別名
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思想としての医学概論 : いまいのちとどう向き合うか
- タイトル読み
-
シソウ トシテノ 「イガク ガイロン」 : イマ 「イノチ」 ト ドウ ムキアウカ
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内容説明・目次
内容説明
先端医療技術の進歩は生命倫理上の難問を人類社会に突きつけ、高齢化の進む中で国民皆保険制度は崩壊に向かい、地域医療は行き詰まっている。この「いのち」の危機の時代に、医学・医療とは何だったのかを根源的に問い直し、現代社会の要請に応える新しい「医学概論」を構想すべく、4人の論者がそれぞれの立場と知見から医学・医療をめぐる問題群について縦横に論じる。
目次
- 澤瀉久敬『医学概論』と三・一一後の思想的課題(澤瀉久敬『医学概論』から三・一一後の『医学概論』へ;三・一一後の世界と「近代」的思考の陥穽 ほか)
- 近代医学・近代医療とは何か(「医学概論」小史—澤瀉久敬と中川米造まで;人はなぜ、どのように治るのか ほか)
- 医療現場の諸問題と日本社会の行方(先端医療がもたらす未来;医療現場、戦時医学、医学概論—私の履歴書 ほか)
- 「いのち」から医学・医療を考える(科学・医学・生物学・「いのち」学;医学は「いのち」を救えるか ほか)
- シンポジウム 「医学概論」の射程—一九六〇年代から三・一一後へ(東大闘争における最首悟と高橋晄正;インフォームド・コンセントのパラドックス ほか)
「BOOKデータベース」 より