モスクワ芸術座の人々 : 去りゆくソヴィエト時代

書誌事項

モスクワ芸術座の人々 : 去りゆくソヴィエト時代

アナトーリー・スメリャンスキー著 ; 木村妙子訳

水声社, 2013.3

タイトル別名

Уходящая натура

モスクワ : 芸術座の人々 : 去りゆくソヴィエト時代

タイトル読み

モスクワ ゲイジュツザ ノ ヒトビト : サリユク ソヴィエト ジダイ

注記

原著 (2001) 全二十篇のうち十八篇を翻訳

内容説明・目次

内容説明

60〜70年代に輝きを放ち、社会を揺がす震源地となったソヴィエト演劇。百年の歴史をもつモスクワ芸術座と関わりつつ、権力と闘いながら自由な表現を求めて時代に対抗した演劇人たちの姿をとおして、忘れられた“ソヴィエト文明”を検証する。

目次

  • 中国流の儀礼—エフレーモフの訃報
  • 第二の航海—ブルガーコフ解禁
  • クリスタルの角—人民芸術家
  • 悲しげな目—影の実力者マルコフ
  • ダイヤモンドが輝く空—ソヴィエト軍劇場
  • イタリアのグラッパ—セルゲイ・ミハルコフの仮面
  • 演出家の選択—芸術家エフロス
  • 緬羊—中央アジア巡業
  • “かく我々は勝利せん!”—レーニンの芝居
  • レーニン・ツアー—東欧巡業
  • ロシアで利口な人—同化ユダヤ人
  • 周知んごとく—分裂騒動
  • リトル・ロシア—ボストンのロシア人
  • 真珠貝のジナイーダ—ペレストロイカの芝居
  • コジツキー横丁—御用芸術研究所
  • “ストラヴィンスイー・バザールの会”—お祭り騒ぎ
  • 無礼講の日—ゴルバチョフの夢

「BOOKデータベース」 より

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