コモンズとしての裁判員裁判 : 法・裁判・判決の言語哲学
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コモンズとしての裁判員裁判 : 法・裁判・判決の言語哲学
萌書房, 2013.1
- タイトル別名
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コモンズとしての裁判員裁判 : 法裁判判決の言語哲学
コモンズとしての裁判員裁判 : 法・裁判・判決の言語哲学
- タイトル読み
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コモンズ トシテ ノ サイバンイン サイバン : ホウ サイバン ハンケツ ノ ゲンゴ テツガク
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注記
注記: 各章末
内容説明・目次
内容説明
佐藤幸治・井上達夫・土井真一各氏の裁判員裁判肯定論を徹底的に論破し、有倉遼吉氏の「肩すかし判決」批判・百地章氏の「ねじれ判決」批判・井上薫氏の「蛇足判決」批判に応え、ハイエク=嶋津格=落合仁司の自生的秩序法理論およびウィーナー=川島武宜=碧海純一のサイバネティクス法理論の双方の弱点を克服する、独創的な法哲学を構築し、法・裁判・判決への新たな言語哲学的パラダイムを提唱。
目次
- 第1章 “船”としての法—現代型裁判において法はどのようにして人々を正義へと運ぶ“乗り物”となるのか(“船”という「トリヴィアルでないマシーン」;自己組織性の法;“ウィーナーの船”の限界 ほか)
- 第2章 “病気”としての判決—憲法裁判の判決はなぜ勝訴者にとって“不快なもの”となることがあるのか(法段階説—A.メルクルとH.ケルゼン;教義学的思考と探究学的思考;上位規範を「簒奪」する「疑法」 ほか)
- 第3章 “コモンズ”としての裁判—裁判員裁判という裁判を“みんなのモノ”とすることは常に正しいことなのか(“コモンズ”としての裁判員裁判;裁判員裁判の違憲論と合憲論;裁判員裁判とリベラリズム(1)—井上達夫 ほか)
「BOOKデータベース」 より