三つの世界の狭間で : 西欧・ロシア・オスマンとワラキア・モルドヴァ問題

書誌事項

三つの世界の狭間で : 西欧・ロシア・オスマンとワラキア・モルドヴァ問題

黛秋津著

名古屋大学出版会, 2013.2

タイトル別名

三つの世界の狭間で

三つの世界の狭間で : 西欧ロシアオスマンとワラキアモルドヴァ問題

タイトル読み

ミッツ ノ セカイ ノ ハザマ デ : セイオウ・ロシア・オスマン ト ワラキア・モルドヴァ モンダイ

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注記

博士論文 (東京大学, 平成19年提出) をもとにしたもの

文献目録: 巻末p9-18

内容説明・目次

内容説明

西欧・正教・イスラームの三つの世界が接する境域地帯に視点を定め、近代へと移行していく複雑な「世界の一体化」プロセスを、政治外交面から、多言語の一次史料を基づいてつぶさに描き出した、世界的にも稀有な労作。

目次

  • 序章 西欧・正教・イスラーム世界の狭間で
  • 第1章 一八世紀前半までの西欧・正教・イスラーム各世界間の政治的相互関係—オスマン帝国の優位から西欧・ロシア・オスマンの均衡へ
  • 第2章 一八世紀前半までのワラキア・モルドヴァと周辺世界—オスマン帝国との宗主—付庸関係、西欧・ロシアとのつながり
  • 第3章 キュチュク・カイナルジャ条約—国際問題としてのワラキア・モルドヴァ問題の出発点
  • 第4章 一七七四年以降の三世界間の政治的相互関係—ロシアとハプスブルク帝国によるワラキア・モルドヴァ進出の開始
  • 第5章 共和国フランスのワラキア・モルドヴァ進出—フランスとイギリスの両公国問題への関与の始まり
  • 第6章 ナポレオン戦争期のワラキア・モルドヴァ問題—フランス・ロシア・オスマン帝国の狭間で
  • 終章 近代移行期における三世界の中のワラキア・モルドヴァ—その後の展望とまとめ

「BOOKデータベース」 より

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