私が見た大津波
著者
書誌事項
私が見た大津波
岩波書店, 2013.2
- タイトル別名
-
私が見た大津波
- タイトル読み
-
ワタクシ ガ ミタ オオツナミ
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内容説明・目次
内容説明
大震災の現場は被災者の数だけある—。発生からひと月を経て開始された「河北新報」の連載企画「私が見た大津波」を書籍化。大津波の被災体験を絵に描き、伝え残す。宮城県から七五編、「心の現場」の再現記録。
目次
- 電柱なぎ倒し、海沿いの家が迫ってきた—阿部清さん(石巻市門脇町4丁目)
- 雲?霧?真っ黒い竜巻が立ち上がった—柿沼寿子さん(名取市閖上4丁目)
- 音もなく引いた波、海の底が姿を現す—白岩洋子さん(石巻市網地浜網地)
- 川の水、ざーっと滝のように引いた—常山俊明さん(気仙沼市川口町1丁目)
- 海面、一気に膨れ上がった—田畑ゆう子さん(南三陸町志津川五日町)
- 玄関から大量の水、胸の幼子じっと耐えた—福地若緒さん(石巻市中屋敷1丁目)
- 静かに迫る水、力の強さにぼうぜん—堀江長治さん(仙台市若林区新寺4丁目)
- 間一髪で民家二階へ、そこら中「助けて」の声—川村祐介さん(東松島市大曲下台)
- 土砂降りの雨雲のような色の波、襲いかかる—近藤賢太さん(気仙沼市長磯浜)
- 跳ね返った波、高さを増して再び陸へ—三浦千恵子さん(南三陸町歌津町向)〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より