フッサール心理学宣言 : 他者の自明性がひび割れる時代に
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フッサール心理学宣言 : 他者の自明性がひび割れる時代に
講談社, 2013.2
- タイトル読み
-
フッサール シンリガク センゲン : タシャ ノ ジメイセイ ガ ヒビワレル ジダイ ニ
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内容説明・目次
内容説明
フッサールの現象学をあくまでフッサールの言い分に即して忠実に受け取った上で、それを幼少年期に束の間見られる独我論的体験の分析に援用。
目次
- 第1章 世に棲む独我論者—究極孤絶を生きる人々
- 第2章 「私はなぜ私なのか」—六歳にして自分を神とする教義を発明した「エミリー」
- 第3章 日常世界の構造と自明性の裂け目—日本での「私は私だ!」体験調査と木村敏の現象学的精神医学
- 第4章 ここで念のため、現象学超入門
- 第5章 フッサール心理学への道—『ブリタニカ草稿』から「事例エミリー」の現象学的分析まで
- 第6章 ブランケンブルク、自閉症スペクトラム、発達性エポケー
- 第7章 幼少期に心理的に実在した「フッサール世界」—哲学的フィクションでも精神病理的妄想でもなく
- 第8章 フッサール世界からの世界観発展—エックルス、稲垣足穂、オウム元信者、シュレーディンガー
- 第9章 第二の誕生・現象学的反抗・自己事例W・T—人と人との間の世界を現象学はそれ以上遡れない?
「BOOKデータベース」 より