震災の公共人類学 : 揺れとともに生きるトルコの人びと

書誌事項

震災の公共人類学 : 揺れとともに生きるトルコの人びと

木村周平著

世界思想社, 2013.2

タイトル別名

Public anthropology of earthquake

タイトル読み

シンサイ ノ コウキョウ ジンルイガク : ユレ ト トモ ニ イキル トルコ ノ ヒトビト

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注記

博士論文「社会の災害的編成 : トルコ, イスタンブルにおける, 地震災害をめぐる知識・政策および社会関係についての人類学的研究」(東京大学, 2008年) をもとにしたもの

関連年表: 巻頭pvii

参考文献: p265-282

内容説明・目次

内容説明

大地震が起こった。近い将来、また起こるかもしれない。だが急速に高まった災害への関心は、急速に低下してしまう。どうすれば記憶の風化に抗うことができるのか。過去と未来の地震の狭間で揺れる人びとの営みに注目する、新たな公共人類学の構想。

目次

  • 第1部 記憶・忘却・情報(震災の記憶の共有—記憶と忘却のはざまで;地震情報の生産と流通—大地のざわつく声を聴け)
  • 第2部 リスク・政策・時間(地震をめぐる国家政策、科学、社会の歴史的絡まり—動く大地;耐震都市計画プロジェクトをめぐって—居座る計画)
  • 第3部 公共性・複数性・持続性(災間期の「ボランティア」—私の声が聞こえる人はいるか?;防災の公共性に向けて—暗い未来に抗して)

「BOOKデータベース」 より

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