ナショナル・ポートレート・ギャラリー : その思想と歴史

書誌事項

ナショナル・ポートレート・ギャラリー : その思想と歴史

横山佐紀著

三元社, 2013.2

タイトル別名

National Portrait Gallery

ナショナル・ポートレート・ギャラリーにおける思想・歴史・教育

ナショナルポートレートギャラリー : その思想と歴史

タイトル読み

ナショナル・ポートレート・ギャラリー : ソノ シソウ ト レキシ

注記

博士論文『ナショナル・ポートレート・ギャラリーにおける思想・歴史・教育』(名古屋大学, 2011年)をもとに加筆修正したもの

文献: 巻末p43-61

チャールズ・ウィルソン・ピール年譜: 巻末p62-63

内容説明・目次

内容説明

歴史的重要人物たちの肖像コレクションにより、アメリカの自己像を表すため、1968年、首都ワシントンに設立されたナショナル・ポートレート・ギャラリー。だがその重要性を定める主体とは誰なのか?建国期にさかのぼる設立経緯をたどり、初代大統領ワシントンの肖像画『ランズダウン』が国家的アイコンへと高められた近年の事象をケース・スタディに、資金を媒介とする社会とミュージアムの間の力学を明らかにする。

目次

  • 序章 ナショナル・ポートレート・ギャラリーを読むために
  • 第1章 システムとしてのナショナル・ポートレート・ギャラリー—NPGロンドンの歴史
  • 第2章 アメリカにおける構想の系譜—建国期から十九世紀まで
  • 第3章 ナショナル・ポートレート・ギャラリーの誕生—大統領コレクションの成立
  • 第4章 歴史表象におけるプライベート・セクターの存在
  • 終章 ナショナル・ポートレート・ギャラリーとプライベート・セクターの現在

「BOOKデータベース」 より

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