舞台の上の難民 : チベット難民芸能集団の民族誌

書誌事項

舞台の上の難民 : チベット難民芸能集団の民族誌

山本達也著

法藏館, 2013.3

タイトル別名

伝統/現代を生きるディアスポラ : 北インド・ダラムサラのチベット難民舞踊集団TIPAを事例に

タイトル読み

ブタイ ノ ウエ ノ ナンミン : チベット ナンミン ゲイノウ シュウダン ノ ミンゾクシ

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注記

博士学位申請論文「伝統/現代を生きるディアスポラ : 北インド・ダラムサラのチベット難民舞踊集団TIPAを事例に」を大幅に加筆・訂正を施したもの

参考文献: p389-409

内容説明・目次

内容説明

インドへの亡命から半世紀、急激に変貌するチベット難民社会で、いま、何が起きているのか。若き人類学者が、インド在住の「チベット難民芸能集団」の一員に—。その稀有の体験をもとに、彼らを取り巻く難民社会の現状を探り、新たな視座からチベット難民社会の問題を論じた一冊。

目次

  • チベット難民とダラムサラをめぐる歴史と空間—調査地の概況
  • 第1部 伝統を生きる芸能集団(喪失の語りと創造の語りをめぐって;交錯するまなざし—演者たちの主体性と被拘束性;構築されるハイカルチャー—チベット歌劇の光と影 ほか)
  • 第2部 現代を生きる芸能集団(新しい文化—若者たちによるチベタン・ポップの創出;接触領域で生まれるチベット文化—CDレコーディングの現場から;消費される現代的音楽)
  • 第3部 伝統と現代のはざまで(インサイダーとしてアウトサイダーとして—ある演者の日常)

「BOOKデータベース」 より

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