刑事司法とジェンダー
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書誌事項
刑事司法とジェンダー
インパクト出版会, 2013.3
- タイトル読み
-
ケイジ シホウ ト ジェンダー
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注記
参考文献・資料: p204-217
内容説明・目次
内容説明
刑事司法は性暴力加害者をどのように扱ってきたのか。連続レイプ事件加害者への長期間にわたる接見や往復書簡、裁判分析等により、性暴力加害者の経験に肉薄。強姦加害者の責任を問う法のあり方をジェンダーの視点から検証し、性暴力加害者の責任を問う法のあり方を提言する。
目次
- 序章(ジェンダーの視点;加害者の責任追及;先行研究;研究の対象と方法及び構成)
- 1章 性犯罪処罰規定と政策の歴史(日本近代刑法の制定;戦後の性犯罪をめぐる法と政策;被害者保護の潮流;性犯罪者の再犯防止政策)
- 2章 強姦事件における犯行動機の立証(事件の概要・加害者調査の経緯;動機の立証過程;捜査書類に書かれるもの;動機捜査の前提;動機の語彙と付与)
- 3章 加害性の追及(加害者の悪質さ;被害者の貶め;刑事裁判の目的)
- 4章 強姦加害者の語り(強姦以前;強姦行為;強姦の非犯罪化;強姦の世界観;課外意識;犠牲者意識)
- 終章(加害者に着目して見えてくるもの;法を有効に用いるために;加害者の再犯防止に向けて)
「BOOKデータベース」 より