地のはてから
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地のはてから
(講談社文庫, [の-9-9],
講談社, 2013.3
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チ ノ ハテ カラ
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注記
「講談社創業100周年記念」書き下ろし作品 (2010年11月刊) を「講談社文庫」として再刊したもの
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784062774956
内容説明
凍てつくオホーツク海に突き出し、人も寄せ付けぬ原生林に襲われた極寒の地・知床。アイヌ語で「地のはて」と呼ばれたこの地に最後の夢を託し、追われるようにやってきた開拓民の少女。物心ついたときにはここで暮らしていたとわは、たくましく生きる。今日から明日へ、ただ生き抜くことがすべてだった。北海道・知床で生きた女性の生涯を丹念に描いた、著者の最高傑作。中央公論文芸賞受賞作。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784062774963
内容説明
小樽での子守奉公で初めて都会の暮らしに触れたとわは知床に戻り、森のなかでアイヌの青年と偶然再会する。しかし彼への恋心は胸に秘めたまま嫁ぎ、母となる。やがて戦争の足音が…。まだ遠くない時代に、厳しくも美しい自然とともに生きてきた人の営みを鮮烈に描き出した感動巨編。中央公論文芸賞受賞作。
「BOOKデータベース」 より