原子力と冷戦 : 日本とアジアの原発導入

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原子力と冷戦 : 日本とアジアの原発導入

加藤哲郎, 井川充雄編

花伝社 , 共栄書房 (発売), 2013.3

タイトル読み

ゲンシリョク ト レイセン : ニホン ト アジア ノ ゲンパツ ドウニュウ

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内容説明・目次

内容説明

その威力と残酷さにおののきながらも、世界中が「原子力」に夢を抱いた20世紀。原水爆禁止の国民運動と「平和利用への熱狂」はなぜ同時並行で出発し長く共存したのか?21世紀に入って原発開発の中心はアジアへと移動し、「フクシマの悲劇」にもかかわらず日本主導の「原発ブーム」が続いている。日本とアジアへの原発導入を、東西冷戦の歴史的文脈の中で、第一次資料・現地資料を用いて実証的に検証する。

目次

  • 第1部 日本の原発導入と冷戦の歴史的文脈(日本における「原子力の平和利用」の出発—原発導入期における中曽根康弘の攻略と役割;アイゼンハワー政権期におけるアメリカ民間企業の原子力発電事業への参入;戦後日本の原子力に関する世論調査;広島における「平和」理念の形成と「平和利用」の是認;封印されたビキニ水爆被災)
  • 第2部 原発導入とアジアの冷戦(ソ連版「平和のための原子」の展開と「東側」諸国、そして中国;南北朝鮮の原子力開発—分断と冷戦のあいだで;フィリピンの原子力発電所構想と米比関係—ホワイト・エレファントの創造;冷戦下インドの核政策—「第三の道」の理想と現実)

「BOOKデータベース」 より

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