震災後に読む文学
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書誌事項
震災後に読む文学
(早稲田大学ブックレット : 「震災後」に考える, 028)
早稲田大学出版部, 2013.3
- タイトル読み
-
シンサイゴ ニ ヨム ブンガク
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注記
タイトルは表紙による
参考文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
東日本大震災の巨大な災厄に直面して、研究者たちは古今東西の文学の中に何を見出したか。早稲田大学文学部の大教室で、学生たちに語りかけ、共に考えた連続講義より。
目次
- 1 ハーマン・メルヴィル『白鯨』—震災後のまなざしで読み直す
- 2 安部公房『第四間氷期』—大きな断絶をいかに受容するか
- 3 羅貫中『三国志演義』—「災異」から読む乱世の相
- 4 馮小剛監督『唐山大地震』—隠された真実に眼を向ける
- 5 ウィリアム・シェイクスピア『リア王』—人間の絶望と苦悩を見つめる
- 6 小プリニウス トゥキュディデス『書簡集』『歴史』—時空を超える災害の記憶
- 7 ニタルドゥス『敬虔王ルイの王子たちの歴史』—九世紀ガリア大地震へのまなざし
- 8 ヴォルテール『リスボンの災害についての詩』—情報から文学へ
- 9 ヴィクトール・エミール・フランクル『それでも人生にイエスと言う』—ニヒリズムに抗して
- 10 スベトラーナ・アレクシエービッチ『チェルノブイリの祈り』—プーシキン『青銅の騎士』よりつらなる「小さな人間」への想い
- 11 ボリス・パステルナーク『ドクトル・ジバゴ』—「永遠の記憶」への意志
「BOOKデータベース」 より