読んで観て楽しい百人一首
著者
書誌事項
読んで観て楽しい百人一首
木耳社, 2013.1
- タイトル別名
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百人一首 : 読んで観て楽しい
- タイトル読み
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ヨンデ ミテ タノシイ ヒャクニン イッシュ
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内容説明・目次
内容説明
900年間よみ継がれ、愛されつづけた百人一首。そこには現代人が忘れかけている日本の心がある。赤人・貫之・清少納言…百人の言の葉が“魁心の書”から聞こえる。しばし耳を傾けてみませんか。
目次
- 秋の田のかりほの庵の苫を粗みわが衣手は露にぬれつつ(天智天皇)
- 春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山(持統天皇)
- あしびきの山鳥の尾のしだり尾の長々し夜をひとりかも寝む(柿本人麻呂)
- 田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ(山部赤人)
- 奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋はかなしき(猿丸太夫)
- かささぎの渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける(大伴家持)
- 天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも(安倍仲麿)
- わが庵は都のたつみしかぞ住む世を宇治山と人はいふなり(喜撰法師)
- 花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせし間に(小野小町)
- これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関(蝉丸)〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より