花巡り
著者
書誌事項
花巡り
新風舎, 1999.10
- タイトル別名
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Hanameguri
- タイトル読み
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ハナメグリ
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内容説明・目次
内容説明
精神と肉体の相剋を越えた至上の愛。一度は別れた妻との“運命の出逢い”を求めて、花の名所を巡り続ける男。彼を恋い慕う「私」。そして「私」を追うもう一人の影。それぞれの想いを、清冽な眼差しで描き出した表題作—『花巡り』。揺れ動く二つの心を持て余し、自ら傷つく女子大生・綾子。独り旅する彼女の前に現れた、たおやかな情緒をかもす美しい人・菊江。—まるで“水の精”のようなあなたは、もう一人の私なのか…？人と人、自己と社会との距離をはかりあぐねて彷徨う、青い魂の叫び—『蒼秋記』。魂の傷口を重ねあう短編小説集。
「BOOKデータベース」 より
