犬をえらばば
著者
書誌事項
犬をえらばば
(講談社文芸文庫, [やA10])
講談社, 2013.4
- タイトル読み
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イヌ オ エラババ
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注記
年譜: p234-244
著書目録: p246-250
『犬をえらばば』(1974年4月, 新潮文庫刊)を底本とし、多少の調整を加えたもの
内容説明・目次
内容説明
「第三の新人」の泰斗は、エッセイの名手でもあった。柳橋の料亭で親友・近藤啓太郎からすすめられ、紀州犬の「コンタ」を飼い始めた筆者が、鋭い観察眼と好奇心で愛犬と飼い主の人となりを綴る。江藤淳、丹羽文雄、石坂洋次郎、坂口安吾、遠藤周作、吉行淳之介、志賀直哉、五味康祐…ユーモアとエスプリが溢れる、交友録的作家論。
目次
- 犬は飼い主に似るか?—江藤淳における平等思想
- 近藤啓太郎の親切心について
- コンタと命名
- 人犬一如、コンタとゴリ
- 人徳犬徳—丹羽氏の仁、石坂氏の徳
- 佃煮とシチューと飼犬と—安吾夫人の愛情
- 遠藤狐狸庵のダメニシ庵犬
- 黒きは猫の皮にして、白きは—吉行淳之介のナミダ?
- 花の三十四年
- 隣家の犬—志賀文学と動物
- マニアの心情—五味康祐のメカニズム
- 交尾
「BOOKデータベース」 より