「自然主義」と呼ばれたもの達
著者
書誌事項
「自然主義」と呼ばれたもの達
(失われた近代を求めて / 橋本治著, 2)
朝日新聞出版, 2013.3
- タイトル別名
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自然主義と呼ばれたもの達
- タイトル読み
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「シゼン シュギ」ト ヨバレタ モノ タチ
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内容説明・目次
内容説明
「自然主義」と呼ばれたもの達は「言えない」を主題とする小説として生まれ、いつしか赤裸裸な「自分のこと」を告白する私小説へと変貌する。「新しい小説」と格闘する文豪達の姿を活写しつつ、「自然主義」との関わりから日本近代文学の核心に迫る。
目次
- 第1章 「自然主義」とはなんなのか?(森鴎外と自然主義;自然主義の悪口はうまく言えない ほか)
- 第2章 理屈はともかくとして、作家達は苦闘しなければならない(通過儀礼としての自然主義;理念もいいが、文体も— ほか)
- 第3章 「秘密」を抱える男達(田山花袋の恋愛小説;かなわぬ恋に泣く男 ほか)
- 第4章 国木田独歩と「自然主義」(最も読まれない文豪;国木田独歩と自然主義 ほか)
- 第5章 とめどなく「我が身」を語る島崎藤村(『春』—「岸本捨吉」の登場;「始まり」がない ほか)
「BOOKデータベース」 より