ネオリベラリズムの実践現場 : 中東欧・ロシアとラテンアメリカ
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ネオリベラリズムの実践現場 : 中東欧・ロシアとラテンアメリカ
(地域研究のフロンティア, 2)
京都大学学術出版会, 2013.3
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ネオリベラリズムの実践現場 : 中東欧ロシアとラテンアメリカ
- Title Transcription
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ネオリベラリズム ノ ジッセン ゲンバ : チュウトウオウ ロシア ト ラテン アメリカ
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Library, Institute of Developing Economies, Japan External Trade Organization図
L||338.98||N218086447
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Note
標題紙に「CIAS」とあり
内容: はしがき(村上勇介, 仙石学), 序章: ネオリベラリズムの比較研究, 第1部: 自由主義指向経済学の伝播(第1章「「グローバル・リベラリズム」とロシア」, 第2章「「シカゴ・ボーイズ」とチリ」), 第2部: 政治過程に対するネオリベラリズムの影響(第3章「過去の克服としての「新自由主義なるもの」」-第7章「新自由主義の功罪と「左傾化」」), 第3部: ネオリベラル的経済運営の実際(第8章「ロシアにおける私有化政策」, 第9章「ブラジルの新自由主義」), 終章: 「ネオリベラリズムの実践」を比較する, 索引, 執筆者紹介
参考文献: 各章末
Contents of Works
- ネオリベラリズムの比較研究 : 意義と目的 / 村上勇介, 仙石学 [執筆]
- 「グローバル・リベラリズム」とロシア : 上からの啓蒙の実験 / 上垣彰 [執筆]
- 「シカゴ・ボーイズ」とチリ : ネオリベラリズム「理念」の形成と浸透 / 竹内恒理 [執筆]
- 過去の克服としての「新自由主義なるもの」 : エストニアの社会正義観と改革党の成功 / 小森宏美 [執筆]
- スロヴァキア政党政治における「第二世代改革」 : 遅れてきた新自由主義の「成功」と「定着」 / 林忠行 [執筆]
- 中東欧諸国における「ネオリベラリズム的改革」の実際 : 「さらなる改革」が求められるのはいかなる時か / 仙石学 [執筆]
- ネオリベラリズムと政党 : ラテンアメリカの政治変動 / 村上勇介 [執筆]
- 新自由主義の功罪と「左傾化」 : 背景と実際 / 上谷直克 [執筆]
- ロシアにおける私有化政策 : 「資本主義企業化」の実態 / 安達祐子 [執筆]
- ブラジルの新自由主義 : 「幸運な自由化」はなぜ可能だったか / 浜口伸明 [執筆]
- 「ネオリベラリズムの実践」を比較する : 複雑な現実から見えてくるもの / 仙石学 [執筆]
Description and Table of Contents
Description
新自由主義は、途上国における超インフレの解消等、一定の成果を挙げたものの、多くの国で格差を拡大させた。なぜ、かくも新自由主義は世界を席巻したのか。冷戦下でのアメリカの戦略として強力に導入された南米、社会主義崩壊後の「空白」地帯への浸透として広がった東欧を舞台に、政策化し実行したアクターたちのリアルな姿を分析し、新自由主義を歴史化する。
Table of Contents
- ネオリベラリズムの比較研究—意義と目的
- 第1部 自由主義指向経済学の伝播(「グローバル・リベラリズム」とロシア—上からの啓蒙の実験;「シカゴ・ボーイズ」とチリ—ネオリベラリズム「理念」の形成と浸透)
- 第2部 政治過程に対するネオリベラリズムの影響(過去の克服としての「新自由主義なるもの」—エストニアの社会正義観と改革党の成功;スロヴァキア政党政治における「第二世代改革」—遅れてきた新自由主義の「成功」と「定着」;中東欧諸国における「ネオリベラリズム的改革」の実際—「さらなる改革」が求められるのはいかなる時か;ネオリベラリズムと政党—ラテンアメリカの政治変動;新自由主義の功罪と「左傾化」—背景と実際)
- 第3部 ネオリベラル的経済運営の実際(ロシアにおける私有化政策—「資本主義企業化」の実態;ブラジルの新自由主義—「幸運な自由化」はなぜ可能だったか;「ネオリベラリズムの実践」を比較する—複雑な現実から見えてくるもの)
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