卑怯を映す鏡
著者
書誌事項
卑怯を映す鏡
(管見妄語)
新潮社, 2012.11
- タイトル読み
-
ヒキョウ オ ウツス カガミ
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内容説明・目次
内容説明
「かつて日本では卑怯が道徳の中枢にあった。『卑怯者』の烙印は『生きる価値がない』の意であり、武士にとっては切腹を意味した。」ところが見渡せば、陰湿ないじめとその責任逃れ、「正義」を振りかざすマスコミの袋叩き、市場原理主義という名の弱い者いじめ…世界中が病んでいる一大原因は卑怯感覚の欠如に他ならない。美徳を忘れた日本人へ。世に蔓延る「卑怯」を一喝。現代の病んだ精神に鋭い慧眼とユーモアでもの申す。
目次
- 第1章 日本が考えるより世界は醜い(ホンキー・トンク・ウィメン;増税論という“物の怪” ほか)
- 第2章 政治の不毛が続くわけ(国士は消えていく;歴史知らずして誇り持てず ほか)
- 第3章 切り捨てられる未来(ふとん礼讃;後楯が何より大切な国 ほか)
- 第4章 楽観的であれ(ノブレス・オブリージュ;涙の訪問客 ほか)
- 第5章 民主主義とはいやなもの(バークと福澤の叡智;今ここに在る奇跡 ほか)
「BOOKデータベース」 より