千鳥足の弁証法 : マシャード文学から読み解くブラジル世界

書誌事項

千鳥足の弁証法 : マシャード文学から読み解くブラジル世界

武田千香著

東京外国語大学出版会, 2013.3

タイトル読み

チドリアシ ノ ベンショウホウ : マシャード ブンガク カラ ヨミトク ブラジル セカイ

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注記

参考文献: p303-319

内容説明・目次

内容説明

ブラジル最大の文豪といわれるマシャード・ジ・アシスの最高傑作『ブラス・クーバスの死後の回想』の細部を読み解きながら、多面的なブラジル世界を、人・社会・文化という観点から考察する。

目次

  • 第1章 “X”と“非・X”が織りなす物語世界—悪徳も美徳の肥やし
  • 第2章 ブラス・クーバスによる人生レヴュー—ナラティヴに関する試論として
  • 第3章 パフォーマンスによる「制度」への問い—劇中劇風の回想録
  • 第4章 「非・小説」と「非・教育」の実践—ブラス・クーバスによる読書のレッスン
  • 第5章 物語に託された歴史—「執念」の茶番
  • 第6章 文体が映し出すブラジルの人・社会・文化—千鳥足の弁証法

「BOOKデータベース」 より

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