日本古代の寺院・官衙造営 : 長屋王政権の国家構想

書誌事項

日本古代の寺院・官衙造営 : 長屋王政権の国家構想

須田勉著

吉川弘文館, 2013.4

タイトル別名

日本古代の寺院官衙造営 : 長屋王政権の国家構想

タイトル読み

ニホン コダイ ノ ジイン・カンガ ゾウエイ : ナガヤオウ セイケン ノ コッカ コウソウ

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内容説明・目次

内容説明

藤原不比等が死去した養老四年から神亀年間までの約十年に及ぶ長屋王時代の地方政策を、考古学の立場から考察する。地方官衙や地方官寺である多賀城・下野薬師寺・大宰府・筑紫観世音寺などの造営が、隼人・蝦夷の反乱を契機とすることを解明。寺院併合令や坂東の寺院整備にも注目し、律令国家の確立を目指した、長屋王時代の国家構想を追究する。

目次

  • 序章 隼人・蝦夷の反乱と新政権
  • 第1章 前期多賀城と多賀城様式瓦の成立
  • 第2章 下野薬師寺の創建と官寺化
  • 第3章 大宰府・筑紫観世音寺
  • 第4章 地方官衙と地方官寺の整備
  • 第5章 寺院併合令と地方寺院の造営
  • 終章 長屋王政権の国家構想

「BOOKデータベース」 より

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