海外神社跡地の景観変容 : さまざまな現在 (いま)
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海外神社跡地の景観変容 : さまざまな現在 (いま)
(神奈川大学評論ブックレット / 神奈川大学評論編集専門委員会編, 37 . 神奈川大学21世紀COE研究成果叢書||カナガワ ダイガク 21セイキ COE ケンキュウ セイカ ソウショ)
御茶の水書房, 2013.3
- タイトル別名
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海外神社跡地の景観変容 : さまざまな現在
- タイトル読み
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カイガイ ジンジャ アトチ ノ ケイカン ヘンヨウ : サマザマナ イマ
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注記
参考文献: p114-119
内容説明・目次
内容説明
近代日本において、日本人の海外進出や大日本帝国の「勢力圏」の拡大に伴って、アジア地域を中心に海外に多くの神社が建てられた。これらの神社は「海外神社」と呼ばれている。海外神社は「大日本帝国」の崩壊とともに、その機能を停止したが、本書はその機能を停止した海外神社(跡地)が、現在、さまざまに景観を変容させて存在していることを明らかにした。さらに、その変容の要因を分析することにより、海外神社(跡地)の現在の姿は、たんに過去(戦前)の残影、残滓というよりも、当該地域・国の現在(いま)をあぶりだすものになっていることを明らかにした。
目次
- 1 海外神社とは(海外神社とは;海外神社の概観;海外神社の果たした役割)
- 2 海外神社跡地における神社の遺構・遺物の残存状況
- 3 海外神社跡地の景観変容の四類型(「復活」した例;「再建」された例;「放置」されたままになっている例;「改変」されている例)
- 4 海外神社跡地の景観変容の五つの要因(政治的要因;社会の変容;経済発展の度合い;文化伝統;支配交替の“刻印”)
「BOOKデータベース」 より