遊廓の産院から : 産婆50年、昭和を生き抜いて
著者
書誌事項
遊廓の産院から : 産婆50年、昭和を生き抜いて
(河出文庫, い29-1)
河出書房新社, 2013.3
- タイトル別名
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産婆さん、50年やりました 前田たまゑ物語
- タイトル読み
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ユウカク ノ サンイン カラ : サンバ 50ネン ショウワ オ イキヌイテ
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注記
「産婆さん、50年やりました 前田たまゑ物語」(筑摩書房 1996年刊)の改題・増補
内容説明・目次
内容説明
五〇年で、八〇〇〇人もの赤ちゃんを取り上げた助産婦・前田たまゑ。彼女の産婆人生は、神戸の福原遊廓から始まった。堕胎が許されなかった戦前の遊廓、戦時下のお産、戦後すぐのベビーブーム、いつしか主流となった病院出産の時代…世話焼きおばさんの語り部から聞こえてくる助産の歴史は、昭和を背負った女性たちの肉声を伝え継ぐ。『さいごの色街飛田』を記した著者の原点。
目次
- 母の死、義姉の死産—一九一八〜
- 看護婦見習いの頃—一九三九〜
- お産の神様—一九四一〜
- 戦時下のお産—一九四三〜
- お産ラッシュ—一九四五〜
- 産婆から助産婦へ—一九四七〜
- 妊娠しないように教える仕事—一九四九〜
- 産婆と米屋、二足のワラジ—一九五一〜
- 病院出産の時代に—一九五五〜
- ラマーズ法—一九七八〜
- わたしの出産記録
「BOOKデータベース」 より