宗達・光琳と桂離宮
著者
書誌事項
宗達・光琳と桂離宮
(日本美術全集 / 辻惟雄 [ほか] 編集委員, 13 ; 江戸時代2)
小学館, 2013.4
- タイトル別名
-
宗達光琳と桂離宮
- タイトル読み
-
ソウタツ・コウリン ト カツラ リキュウ
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注記
その他の執筆者: 松尾知子, 永田智世, 小林祐子, 荒川正明, 光井渉, 野口康
執筆者に関する記述は巻末「執筆者」による
付: 日本美術全集 : 月報3
年表: p[274]-[279]
参考文献: p280
英文作品リスト: p281-283
折込み図あり
内容説明・目次
内容説明
俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一といった琳派の画家たちの系譜を、国宝『風神雷神図屏風』『燕子花図屏風』等の絵画作品、本阿弥光悦、野々村仁清の工芸作品、更には近代に活躍した図案家・神坂雪佳の作品までを取り上げ、体感できる内容。美のワザと精神がどのように受け継がれ、翻案され、現代に生かされているのか、楽しみながら理解できる。また、近年注目の集まる江戸の画家、酒井抱一と鈴木其一の作品を17点掲載し、銀地屏風に広がる静謐な世界や、抱一の弟子である其一のクールで理知的な世界を堪能できる。同時に、当時の宮廷文化の美意識をうかがえる桂離宮、修学院離宮といった建築も紹介する。
目次
- 宗達・光琳と抱一派
- 琳派と漆工1—本阿弥光悦・尾形光琳
- 琳派と漆工2—原羊遊斎
- 光悦から乾山へ—雅遊の陶の系譜
- 桂離宮—近世宮廷建築の美意識
- 「琳派模様」の流布
- 江戸漆工の革新者—小川破笠
- 仁清と京焼—綺麗さびの造形
- 光琳の『燕子花図屏風』金箔地制作について
- 琳派 時を駆ける
「BOOKデータベース」 より