白河法皇 : 中世をひらいた帝王
著者
書誌事項
白河法皇 : 中世をひらいた帝王
(角川文庫, 17934)
角川学芸出版 , 角川グループホールディングス (発売), 2013.4
- タイトル別名
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角川ソフィア文庫
- タイトル読み
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シラカワ ホウオウ : チュウセイ オ ヒライタ テイオウ
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注記
NHK出版 2003年6月刊の文庫化
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 I-111-1」の表示あり
奥付に「SP I-111-1」の表示あり
参考文献: p269-277
白河法皇関連略年譜: 巻末pi-ix
内容説明・目次
内容説明
賀茂川の水、双六の賽、山法師。この「三不如意」以外すべて意のままに出来る。絶大な権勢を誇り、そう豪語したと伝えられる白河法皇。果たして彼は専制君主だったのか。摂関家、強訴する武装僧侶など政治勢力が競合する中世にあって、天皇の権威を守り、天皇制を存続させるために何が必要だったのか。院近臣や武士勢力の育成、院政という新たな政治制度の創出—。謎多き白河法皇の実像を問い直し、稀代の専制君主を生み出した歴史の真実に迫る。
目次
- 第1章 専制君主の誕生(父、後三条天皇;専制君主への道)
- 第2章 院政とは(王の人事;上皇と天皇の関係 ほか)
- 第3章 だれが院政を担ったのか(変わる貴族;台頭する武士)
- 第4章 強訴の時代(なぜ強訴するのか;王家の権威)
- 第5章 都市王権としての院政(平安京と白河;鳥羽と宇治)
「BOOKデータベース」 より