鬼伝説の謎 : 大江山伝説考
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鬼伝説の謎 : 大江山伝説考
(トレビ文庫, . 私の歴史研究||ワタクシ ノ レキシ ケンキュウ)
日本図書刊行会, 1987.3
- タイトル読み
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オニ デンセツ ノ ナゾ : オオエヤマ デンセツコウ
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鬼伝説の謎 : 大江山伝説考
1987
限定公開 -
鬼伝説の謎 : 大江山伝説考
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注記
参考文献: p143-147
内容説明・目次
内容説明
著書は、「鬼」をヤマト朝廷が自らのプロパガンダ(宣伝)に利用したと考えている。その背景には、「鉄」と「渡来人」が横たわっており,トライアングルを形成しているのである。日本最古の歴史書『古事記』『日本書紀』について、筆者は、記述の内容の真偽を別にして、ものすごさを感じるのである。なぜなら、これらが作られた時期は八世紀であるから、現代まで約1,200年近く、日本人の魂に天皇の現人神としての存在価値を絶対的なものとして植えつけ、日本人としてのアイデンティティを確立させたからである。
目次
- 第1章 酒呑童子の伝説(『酒呑童子』のあらまし;物語の時代背景;伝説と一致しない源頼光像;摂津多田庄;二つの大江山;『酒呑童子』伝説の源流)
- 第2章 日子坐王の伝承(『丹後風土記残欠の記事』と『記紀』;ワニ氏の謎;陸耳の謎)
- 第3章 麻呂子親王の伝承(伝承のあらまし;麻呂子親王の出自;七仏薬師の謎)
- 第4章 古代丹波国の謎(古代丹波国は存在したのか;四道将軍の謎)
- 終章 鬼とタタラと渡来人(カヤの謎;大江山周辺;酒呑童子の謎)
「BOOKデータベース」 より