レクィエムの歴史 : 死と音楽との対話
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レクィエムの歴史 : 死と音楽との対話
(河出文庫, [い30-1])
河出書房新社, 2013.4
- タイトル読み
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レクィエム ノ レキシ : シ ト オンガク トノ タイワ
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注記
元本 (1999年刊, 平凡社) の文庫版
主要参考文献: p377-382
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
有限の存在である人間は、神の領域をどのように音楽で思い描いてきたか—。カトリックの死者のためのミサ曲として生まれ、時代の死生観を鏡のように映し出しながら、死の意味を問い、魂の救済を祈り続けてきた音楽、レクィエム。中世ヨーロッパから現代日本まで、代表的な一三〇曲余りを取り上げ、一千年に及ぶその歴史を初めて網羅的に描いた画期的名著。
目次
- グレゴリオ聖歌とレクィエム
- 「死を想え」の世紀に
- ルネサンスとレクィエム
- バロック的レクィエムの諸相
- 劇的レクィエムの出現
- 革命と葬送の構図
- ロマン主義における死の位相
- 十九世紀末フランスのレクィエム
- 多様化する「死への想念」
- 二十世紀のレクィエム
- 日本人とレクィエム
「BOOKデータベース」 より