わたしの家 : 痕跡としての住まい
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書誌事項
わたしの家 : 痕跡としての住まい
亜紀書房, 2013.3
- タイトル別名
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わたしの家 : 痕跡としての住まい
- タイトル読み
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ワタシ ノ イエ : コンセキ トシテノ スマイ
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内容説明・目次
内容説明
ル・コルビュジエの南仏のカバノン。浪放作家、林芙美子の終の棲家、生活の手ざわりがある柳宗悦邸…。どんなに乱雑な部屋でも、あるいはある一つの趣味に統一された室内でも、最小限のスペースしかない家であろうとも、家からはそこに住まう人が見えてくる。家や部屋は、自己と非自己をへだてる免疫システムであり、持ち主らしさの立体コラージュでもある。そして私たちはもう一つの室内ともいえるパソコンを手にした。技術の変化とともに、変わっていく「私」の領域。人にとって居場所、家、部屋、私物、痕跡について考える。
目次
- 1 室内と痕跡(室内の観相学;最小限の住宅—ル・コルビュジエのカバノン;身体を補足する装置—ル・コルビュジエの家具 ほか)
- 2 作家たちの家(偏奇館の『断腸亭日乗』—荷風の室内;木兎の家—童謡作家・白秋の田舎家;放浪ではなく終の棲家—林芙美子邸 ほか)
- 3 室内と安全(「わたし」と「わたし」を隔てるもの;鍵=内と外を認識させる装置;防御・防護・遮断することをめぐって ほか)
「BOOKデータベース」 より