激動のなかを書きぬく : 二〇世紀前半のドイツの作家たち

書誌事項

激動のなかを書きぬく : 二〇世紀前半のドイツの作家たち

山口知三著

鳥影社・ロゴス企画, 2013.4

タイトル別名

激動のなかを書きぬく : 二〇世紀前半のドイツの作家たち

タイトル読み

ゲキドウ ノ ナカ オ カキヌク : ニジッセイキ ゼンハン ノ ドイツ ノ サッカ タチ

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注記

文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

自殺したクラウス・マン、沈黙のなかで忘れ去られたヴォルフガング・ケッペン、それにトーマス・マン。あの時代を書きぬき・生きぬいた三人の姿を描く。トーマス・マン論「転身の構図」も収録。

目次

  • 第1部 第一次世界大戦とトーマス・マンの『魔の山』(タンホイザー伝説の変容と『魔の山』;転身の構図—「時代の小説」としての『魔の山』の成立史と構造とについての一考察)
  • 第2部 ヴァイマル共和制期のクラウス・マン(一九二〇年代のクラウス・マン;一九三二年の“アテナイ”—ヨーロッパの自壊とペルシア人の来襲)
  • 第3部 ナチス第三帝国と一九〇六年生まれの二人の小説家(さまざまな青春、そして、もう一人の作家;多義性と一義性、もしくは戦前と戦後—ケッペンの『壁揺らぐ』を例にして ほか)
  • 第4部 第二次世界大戦後のケッペンの三部作(二つの小説におけるドイツ/ヨーロッパ/アメリカ(下)—W.ケッペンの『草むらの鳩たち』の場合;地下壕で書かれた政治小説—ケッペンの小説『温室』 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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