張形と江戸女
著者
書誌事項
張形と江戸女
(ちくま文庫, [た-58-4])
筑摩書房, 2013.5
- タイトル別名
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張形と江戸をんな
- タイトル読み
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ハリガタ ト エドオンナ
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注記
「張形と江戸をんな」(洋泉社2004年刊)の改題, 加筆し図を追加
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
張形は、江戸時代の春画に多く描かれる女性自身のための性具である。そこから江戸の性の変遷がみえる。春画では、女性が一人で使用する姿だけでなく、奥女中同士で愉しむ姿も描かれている。やがて、庶民へと普及し、男女の前戯に使用される例が現れる。絵に溢れるカラッとしたユーモア。文庫化にあたり、図版、カラー口絵4頁を追加。
目次
- 1 欲望の発露(錦の袋にはいった「女の性」;女の性欲と張形文化 ほか)
- 2 快楽の追求(奥女中の性を描いた『床の置物』;数字をめぐるおかしさ ほか)
- 3 開放感の伝播(性愛の先進地・上方の張形;京に遅れをとった江戸の張形 ほか)
- 4 好事家の世界へ(変貌する張形の用途;女性のマスターベイションを描く文化 ほか)
「BOOKデータベース」 より